私のツイッターをフォローしてくれている方は見たことがあると思う、一番上に固定されているこのツイート
子供の頃ヒップホップカルチャーに魅了された私は小学6年生のときの自由研究でラップの研究をしたんだけど、一番最後のページでラップ現象について書いている。こんなに面白いのに何故友達が少なかったのか。悔しい pic.twitter.com/PeApDLVtB7
— おりがみ (@GekkeiHappy) 2017年3月31日
せっかくなので、自分で作っておきながら私もあまり読んだことの無いこのレポートを12年越しに読んでみたいと思います。
あくまで学校の課題
私の本名は高橋 英利佳といいます。
名前の由来はこれらしいです(母親が英国ファン)
そんな名前の由来に反し、アメリカの文化に心を奪われてしまった私は小学6年の夏休みに宿題の自由研究として、ラップについてあれこれ調べたり考察をしたりするわけです。
「はじめに」の部分。
文章を書いていて事実に確証が無いときに(多分)と無責任に後付けする癖は小学生の頃からあったらしい。自らをキッズ・ラッパーと自称していますがそのような事実はありません。虚構です。このイラストのアーティストは当時好きだったアーティスト、左からBaby Bash、Romeo、自分、Omarion、Bow wow、Ciaraなんだと思います。
私は小学2年生からダンスを習い始めました。生まれた頃から今まで、かなり運動神経が悪く体育の時間に明るい思い出が一切ありません。だから未だにダンスには苦労しっぱなしですがなんとか続いています。
当時はインターネット環境が自宅に無く、(この自由研究のために叔父がつとめる大学の研究室のデスクトップを借りた)タワーレコードから毎月発行される「Bounce」というフリーマガジンから常に情報収集をしてました。今考えると、あれだけの情報量と読みやすさで無料なの凄すぎるな、ブリトニースピアーズと子どもの写真を勝手に貼って、引くとか言うなよ。一回黙ったほういいよ
はじめに
うわ!!!!
インターネットの丸写しである。
MCって、マイクロフォンコントローラーの略なんだね。知らなかった
ヒップホップミュージックについてインターネットの丸写しのあと、自分の好きなもの紹介コーナーである。2006年で一番最初に買ってもらったCD、セルジオ・メンデスの「Timeless」について紹介したあと当時の推しメンであるBlack Eyed PeasのTabooについて書いている。ツイッターでやれよ。
ラッパーおたくだった
キッズラッパーについて書いている。これはインターネットの丸写しではないらしい。所々ムカつくが、11歳なので許して。11歳でこんな文章を書き進める力をくれるのはオタク気質のほかならない。やっと自由「研究」らしくなってきたなと思う。研究は結果の正確さよりも過程や考察にその重きがあると思うから……違ったらすみません
フィメールラッパーについて語っている。リルキムは、やっぱかっこいいよね。
最後の方でまた大嘘をついています、私はラッパーとして活動したことがないのでカヴァー曲なんてものはない、(笑)をつければ良いと思うな
当時好きだったBaby Bashの影響で書いたチカーノについてのページ。少々テーマから脱線してはいるものの読みごたえはあると思うしまたチカーノ系アーティストの音楽が聴きたいと思いました
Yoチェケラッチョのあれ
見出しの誤字。正しくはHand Signですがスラング的な書き方を狙ってそうしたのかは不明
自分の地元に関連させているあたり、ヒップホップの心を大切にしているなと思います。
私の字、今と全く変わんねえな。
毎月、雑誌で連載をもらえていたらよかったね
もうだいたい基本的なことは書き尽くしたらしく、思いつく順にラップ関連のなにかを絞り出しているらしい。
早口ラッパーのトゥイスタについても書いています。懐かしい!
8mileについてかなり偉そうに書いていますが、
なんと未だに私はこの映画を観たことがないのです。
身近なヒップホップを探した
え、単純に、懐かしすぎないですか?
多分、CM内容の説明についてはインターネットから引用したものと思われますが、「ヒップホップというカルチャーがお茶の間にも馴染み始めた黎明期」の匂いを思い出します。ヒップホップっぽいCMについて、続きます。
サンダイヤ。これは多分東北っていうか、青森のローカルCMなのかな?すげー偉そうにディスってます、すみません。そんなことないです。とても愉快であたたかなコマーシャルでした。
コカコーラはパリピ。
あったなKREVAのCM。
ラッパーにはどうやったらなれるのか
これはMC一寸法師さんの「ヒップホップのラッパーを目指す人のラップ入門」の引用です。かなり優しくわかりやすい本です。小学生の自由研究に使われるくらいですし。
ちなみにツイッターに載せたとき、MC一寸法師さん本人からリプライをいただいてインターネット、尊い。と思いました。
ファッションについても触れる
初めて「ジャケ買い」したCDがビースティ・ボーイズの「Solid Gold Hits」だったので、オールドスクール・ファッションに憧れました。
先日メルカリでそれっぽいセットアップを買ったら、全く伸びない素材のジャージが届きました。
ヒューマンビートボックスについて。
ビートボクサー、最近あまり見かけない気がします
先程のMC一寸法師さんの本をゴリ押し。
ちなみに夏休み、渋谷のタワーレコードで買ってもらったものです。
余ったからって愚痴を書くな。ツイッターでやれ。
関連用語。
これでテストもばっちり
インクが無くなるまでも
このくだらないオチがあったからこそツイッターで軽バズりしたと言っても過言ではないが、これもう、絶対書くの面倒くさがってるじゃん。字の書き取りの宿題と間違えてるじゃん。途中でインク無くなって新しいペン買ってるじゃん。
最初のページでこんなことを豪語しても、ウケを狙うと自分がしんどくなるだけだと示唆する皮肉な自由研究であった。